今日は我が家の菩提寺、北鎌倉 禅居院の施餓鬼会でした。
毎年7月7日にお盆のご先祖供養と合わせて行われます。
去年の施餓鬼会の様子をこのブログで見た娘が大勢のお坊さんによるお経に興味を持ち今年はぜひ行きたい!
という事だったので義父と娘と私の3人で出かけました。(母は他の予定があり欠席) 最近はお墓事情も変わり、お寺さんもいろいろと考えるようで、禅居院も「樹木葬」なるものを作ったそうです。
そのせいか、檀家さんも増えて今日の施餓鬼会はとてもたくさんの出席者でした。 ‥‥で、始まった施餓鬼会はいつも通り近隣の臨済宗のお寺の和尚さんがたくさん来て下さり‥‥20人!
いつものことながら20人のお坊さんによる読経はかなりな迫力です。
今年もありがたいお経のシャワーを浴びさせていただきました。
これを楽しみにしていた娘も大満足!‥‥時間を作って来た甲斐があったようです。
今日の法話は、鎌倉報国寺の和尚さんのお話しでした。
施餓鬼‥という事の意味から、私達が日々食事をいただける事は当たり前の事ではなく有り、難い、事。
洋服を着ていられることも当たり前ではなく有り、難い、事。
そして今生きていられる事こそ当たり前ではなく、有り、難い、事。
‥‥というお話し。
そしてもう一つは、「施し」について。
金品を施すという事ではなく日々の生活の中で接する人々に暖かく優しいまなざしをそそぐ事こそ何よりの施しである、というお話しでした。
普段の生活ではこのようなお話しをうかがう機会もあまりなく、今日は良いお勉強になりました。
施餓鬼会の後はお墓にお参りし、大広間でけんちん汁とお弁当をいただきました。
お天気も良く、いつもきれいに手入れされたお寺のお庭を眺めながら、とても良い時間を過ごさせていただきました。
今日は娘も一緒でさらに嬉しいお施餓鬼会でした。