4月になりました。 普段見過ごしてしまいがちな道ばたの花達ですが、その一生懸命でかわいいすがたに、ほっと心がなごみます。 我が家のすぐそばの空き地で咲いている、むらさき花菜とたんぽぽです。 被災地のみなさんのところはまだまだ寒いのでしょうか。避難所の近くではこんな野の花のつぼみがふくらんでいるでしょうか。 野の花のやさしさが早くみなさんの心を癒してくれるといいですね。 あの日から3週間が過ぎました。私達も、愛する人をなくした方々の事を考えては涙ぐみ、くり返し報道されるむざんな津波の爪後にやりきれない気持ちで過ごしてきました。それでも、実際に大切なものをすべて奪われた方々のお気持ちは計り知れなくて、私達なんかには理解し得るものではない・・・・というところに、考えはたどり着きます。 暖かい三度の食事をいただけることに、感謝しつつも申し訳ない気持ちになります。 一日の終わりに、湯船につかって、は~~っ、とため息をつくとき、きっとお風呂にも入れないのだろうな・・・と思います。 布団にもぐりこんでぬくぬく眠りにつくとき、こんなぜいたく・・・いいのかしらと思ってしまいます。 でも、こんな時だから、こそ、明るく笑って暮らさなければいけないのですよね。 被災者でない私達がいつもどうり、出かけたり、買い物したり、元気に生活していなければいけないのですよね。 それが、日本の経済を活性化させて、日本をもとに戻す力になるはずですから・・・。 さあ、そろそろ海太、お散歩の時間です。 そして、今日も元気に「おかえりなさい~!!」と明るく大きな声で言いますよ~!