2015年04月

DSC_2010 先週末から、伊勢の実家に帰っていました。 先月、姉の夫が他界し、その直後に母がサ高住(サービス付き高齢者向け住宅)に入居して・・・と気にかかる事がいろいろとあったので、夫の留守にあわせてでかけてきました。 おかげさまで、同居している、義父母はまだまだ若くて元気で二人だけでも大丈夫なので、作り置きできるおかずを数種類用意し、4泊5日の里帰りをさせていただきました。 DSC_2008 実家の敷地内に住んでくれている姉ですが、庭にある八重桜がちょうど満開! DSC_2009 八重桜の詳しい名前はわかりませんが、とても可愛い色! お花がすこしずつ集まって咲いていて、桜の花でできた手まりがぽんぽんとあるようで華やかでした。 ご主人が亡くなってやっと1ヶ月たったばかりの姉は、しばらくお休みしていた、お仕事を再開したばかりでしたが、虚しさばかりがつのって、夜になると泣いてばかりなの・・・と、当然ですが、深い悲しみの中。 そんな姉の様子が気になって、出かけた今回の伊勢行きでした。 ゆっくり、たっぷりおしゃべりして、一緒に涙をながしながら、亡き義兄の話もたくさんしてきました。 夫が亡くなった事でするべき手続きなどがとってもたくさんあるそうで、書類も山積み。 なかなかやる気にならない辛さが手にとるようにわかります・・・。 パパの荷物もぜんぜん片付ける気にならないの・・・と姉。 1 姉の家のリビングの窓から、よく見える八重桜。 カーテンを大きく開けると、隣の部屋の義兄の遺影からもちょうど真正面。 「パパも見てるね~」と、みんなでお花見しました。 2 姉が、姪っ子が小さいときに書いた絵を集めて作ったという絵本を見せてくれました。 この姪っ子は今東京に住んでいるので、一人になってしまった姉の事をとても心配しているようで・・・。 私に、「満開になった桜、久美ちゃんがママと一緒に見てくれて良かった、ありがと!」という、メッセージが届きました。 やさしい姪っ子です。                

DSC_1958 今週末から、またまたクラシックカーのラリーで関西方面へ出かける夫。 出先では、きっといろいろなごちそうやお酒をいただくことになるのでは・・・と思い、せめて出かける直前まではヘルシーメニュー三昧にしてあげよう・・・ ・・・と、今日は徹底的にヘルシーに。 まずはいわしの梅干し煮。 ちょっと、見た目が美しくありませんが、まいわしのぶつ切りをお酒、砂糖、梅干し、と少しのしょうゆ、しょうがの千切りで煮ました。 カロリーとともに、塩分も制限されている夫ですので、味付けは薄めに、薄めに・・・です。 DSC_1952 2品めは、卯の花煮。おからは決して、カロリーが低いわけではありませんが、大豆製品がとても良いということなので。 入っている物はごぼう、豚こま、こんにゃく、にんじん、ねぎです。 これも、うすあじにしっとりと炊き上げます。 DSC_1955 そして、海藻一皿はひじきと新玉ねぎのサラダ。 彩りにきゅうりの細切りとパプリカを入れました。 塩コショウ、レモン汁、オリーブオイルで味付け。 さっぱりとおいしいサラダになりました。 DSC_1960 最後に、主食代わりにそうめんのお吸い物を・・・と思っていたら・・・ ??いつのまにか、ご飯代わりの無色透明な飲み物が・・・。 今日はどうしても、少しこれが飲みたい・・そうで、そうめんはやめにしました。 ぜったいダメ!とは言えなくて・・・。困ったものです。 ・・・で私は、泡の飲み物を少しいただきました。 coldsweats01.gif     

DSC_1944 もうずいぶん前に義母に頼まれていたエプロンをやっと作りました。 事の発端は、この2種類の生地を義母がお友達にいただいて来たことでした。 義母が週に一度、ご町内の方達とやっている体操の会で、じゃまだからと娘さんにミシンを処分されてしまったおばあちゃまがいらしたそうで、その方が長年の間にたまってしまった日の目を見なかった生地を処分しきれずに、「もらってくれませんか?」と持ってきたらしいのです。 義母も自分は洋裁はしないから・・・と一度は断ったそうなのですが、その方が困ってらしたそうで、この2種類の生地をいただいてきたというわけです。 エプロンくらいならできるかしら・・・。 時間のあるときでいいから・・・。 急がないし・・・。 ・・・と、言うわけで、この生地が私のところにやってきてから、早2ヶ月ほど・・・。 私のところにも、なかなか形にしてあげられなくて、順番を待っている生地がたくさんあるのですが・・・。 まあ、とりあえず、めぐりめぐって、うちにやってきたのだから、まずはなんとか形にしましょう!ということで重い腰をあげました。 DSC_1946 で、エプロン、1作目。 生地も少なめで厚手だったので、シンプルな形にしました。 DSC_1950 エプロン、2作目。 この生地は、分量も結構あったので、こういう形にしました。 Vネック・・・とか、胸当て部分を二枚仕立てにしたところとか、私的には、結構工夫したつもりです。 薄手に生地だったので、ふんわりな感じに・・・。 がんばって、1日に一枚、2日で仕上げました。 義母も喜んでくれて、今年の夏の小樽滞在で使えるわ~!と。 良かった! じゃまにされて、行き場を失った生地達を形にすることができて何よりな2日間でした。          

DSC_0569 我が家のわんずは北海道は南富良野町のブリーダーさんのところで生まれた、道産子です。 そして、そのブリーダーさんおすすめのおやつが、この鹿の角です。 最初、この子達が小さいケージに入れられて、はるばる旭川空港から羽田空港まで空輸されてきた時、この鹿の角の短く切ったものが一緒に入れられていたのです。 噛むというよりは、しゃぶる・・・という感じで、静かだな~と思うとこの鹿角と格闘。 本当に、この鹿角が大好きな我が家のわんずです。 DSC_0571 最初の鹿角がなくなってしまって・・・庭にあるいろんな物を片っ端からかじっては、みんなに怒られているので、なんとかしなければ・・・と思い、小樽のお友達KAZUKOさんにお願いして、鹿の角をわけていただきました。 KAZUKOさんのところは、ご主人が鹿猟をなさるのです。 DSC_0570 りっぱな角がこんなにたくさん目の前にあらわれて、大興奮の風太と奈海です。 DSC_0573 鹿の角は、骨とは違って、皮膚が硬くなったものらしく、しゃぶっているうちに柔らかくなるのか、だんだん短くなっていくのです。 それにしてもこれだけあれば、かなり楽しめそうですね。 KAZUKOさん、ありがとうございます!                      

DSC_0393 昨日のお夕飯は、夫リクエストの「サーディン丼」でした。 ご存知の方いらっしゃるでしょうか・・・? この「サーディン丼」はその昔、作家の森瑤子さんが、『デザートはあなた』という著書の中で主人公に作らせた料理なのです。 この小説は1991年に発表されているので、もう20年以上前ということになります。 当時、この小説がドラマ化されて、確か森瑤子さんが対談番組などで、サーディン丼を披露したりして・・・。 我が家でも作るようになったわけです。 作り方は簡単。 缶詰めのオイルサーディンをオイルごとフライパンにあけ、温まったところで、日本酒と砂糖を少々入れ、しょうゆをまわしかけ全体をなじませたら出来上がり。 炊きたてごはんにサーディンを並べ、オイルと混ざった煮汁をかけて、刻んでおいた小ねぎをたっぷり盛り付けます。 いただくときに七味唐辛子をかけてどうぞ! これは、もう文句なしなおいしさです。 オイルと甘じょっぱいたれが混じりあったこくのあるお味が白いごはんにぴったり! 我が家では子供達もおじいちゃん、おばあちゃんも大好きなサーディン丼です。 DSC_0394 副菜は春雨サラダ、ブロッコリーとパプリカの蒸し炒め。 汁物はシジミの味噌汁です。 森瑤子さんは1993年にお亡くなりになっているので、この料理を世に出して間もなく帰らぬ人となりました。 当時彼女の本をいくつか読みましたが、彼女のイメージは都会的でおしゃれで粋。 そして、真っ赤な口紅とマニキュアが良く似合う人という印象でした。 そういう世界観を持つ一方で、イギリス人のご主人との間に3人のお嬢さんがいて、専業主婦だった時代もあった方。 手早くおいしいごはんを作る家庭的な一面もあったのだろうなぁと想像します。 何かの対談で、トイレのお掃除は必ず毎日します、とおっしゃっていたのが印象的でした。 ・・・・などと、このサーディン丼を作るたび、森瑤子さんの事を考えます。 森瑤子さん、きっとご自分らしく生きた生涯だったのでしょうね。                  

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