3 今週は、いろいろと予定が入っていて、いつものんびり過ごしている私にとっては忙しく、ブログ更新もできずにとうとう金曜日になってしまいました。 写真は我が家の庭の銀梅花。 今年はたくさんつぼみがついて・・・。 ・・・と思っていたら、あっという間に咲き出しました。 危うく見逃すところでした。 2 とてもきれいです。 こんなきれいな花を見せてあげたい、実家の母の、昨日は誕生日でした。 春にサ高住(サービス付き高齢者住宅)に入った母は、今も引き続き実家の近くのサ高住にいます。 本当はお誕生日に間に合うように母の好きなお菓子を送ろうと思っていたのですが・・・。 前々日の用事も前日の用事も予定外に時間がかかり、送ることができず、とうとうお誕生日当日になってしまい、大失敗! まずは電話でおめでとうを伝えようと、母の携帯に電話をしました。 なにしろ、昨日で88歳になった母は、携帯電話に出るのも時間がかかり、10回以上鳴らして、やっと、です。 それでも、電話の声はとても元気で一安心。 前日のデイサービスでお誕生会をしてくれた事を嬉しそうに話してくれました。 体の調子はどう? 少しは楽に歩けるようになった? という質問に対する答えはいまいちあやふやで本当の状態がどんななのか、はかりかねます。 88歳ともなると、仕方ないのでしょうか・・・。 あれこれ取りとめもないおしゃべりをするうちに、母が、「やっぱり一人はさびしいわ・・・。」と言い出しました。 10数年前に父が亡くなってからは自宅でも基本的には一人で生活していたのに・・・と思いながら、母の言葉の続きを聞いていると・・。 「朝早く目が覚めてしまうと、お母さんの事を思い出して涙が出てくるの・・・。」と、涙声に。 亡くなったお母さんの顔が鮮明に浮かんできて、会いたくなる・・・というのです。 思いがけない母の涙声に私も目頭が熱くなり涙がこぼれます。 母の口からこんな話が飛び出すとは、予想外でびっくりするやら悲しいやら。 かけるべき適切な言葉がみつからず、「そう、会いたくなるのね・・・。」とオウム返しするのが精一杯です。 子供が大好きなお母さんの事を話すような、母の言葉でした。 近くに居たら、抱きしめてあげられたのに・・・。 歳をとる事って、本当にむずかしい・・・事ですね。 遠くに居る私には、母にしてあげられることはほとんどなくて、歯がゆい事です。 もう少し頻繁に母に電話しておしゃべりしようと、思った母の誕生日でした。